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相手に「伝わる」話し方 ぼくはこんなことを考えながら話してきた
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相手に「伝わる」話し方 ぼくはこんなことを考えながら話してきた
著者:
池上彰
掲載誌:
ジャンル:
書籍
/
生活
権利元:
講談社
作品内容
面接、プレゼン、祝辞書き言葉は、「読む文章」です。「話す文章」は、本来まったく異なるもののはずです。いわば「文章の生理」の違いのようなものだと私は思います。「書く文章」をそのまま読み上げても、聞き手を感動させることはありません。聞き手の心に届くような話し方をしたければ、「書いた文章」を読み上げるのではなく、「自分の言葉」で語りかけなければならないのです。(本文より)
レビューまたは注意事項
物知りで話し上手な池上さんになりたい皆さん必読。こんなに苦労しておられたとは。ニュースキャスターになりたてのころは書き言葉と話し言葉の違いに悩み、長い原稿を読むには息が続かなかい。新人記者時代は警察署担当となるも警官から相手にされない。「何か変わったことありませんか?」では相手に答えてもらえないのだ。そこで彼はセールスマンを見て相手に伝わる話し方を学び、突破してゆく。「今のお気持ちは?」という聞き方は“私インタビューが出来ませーん”と言っているようなもの。なるほど。ひさびさの目からウロコ本であった。
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