脳腫瘍で余命わずかと宣告され、死を前にした漠然とした不安に押しつぶされそうになっていた主人公に悪魔があらわれ、主人公に取引を持ちかける。　自分の命と他のものの存在、どっちをとるのか。。。 ハラハラドキドキ!恋愛もあり!　自分がその渦中にいたらどうなるんだろうと怖くもなってしますこの一作!　映画化や漫画化にもなりすごくお勧めです!　主人公の選択とは。。。　そして一体どうなってしまうのか!　最後まで目が離せないです!!

グロテスクと美麗が混在する衝撃の問題作!! 人類が「自由と平等」を手に入れた世界史的事件であるフランス革命前夜、サンソン家長兄シャルルは死刑執行人一族の家長としてパリに君臨、妹マリーはベルサイユで処刑職を得て自由に生きていた。ある日マリーは初恋の男アランを傲慢な貴族によって殺害される。血塗られた過酷な道を無垢に生き抜いたサンソン兄弟の物語「イノサン」の未来を変える紅き革命編!!

リアルにこういう裏社会ってあるんだろうな、と思わせてくれるノワール作品。 借金で首が回らなくなったところをヤクザに身を買われ、裏社会の仕事をやらされることになった主人公が巡り合う様々な人々、おぞましい事件が描かれてます。 また、ストーリーだけでなく、この主人公を買ったヤクザの核心を突いた数々の金言が説得力抜群で良いです。最近、田中角栄の名言本が売れてるのって、これに近いんじゃないかと思ったり。要は切った張ったのイバラの世界を歩んできたからわかる人生観というか。テンポよくハラハラさせてくれて超おススメ。

実は普段から割とホラー漫画が好きです。ホラーにも色々ありますが、今個人的に1番お気に入りのこの作品は、心霊系学園モノホラーといった所でしょうか。霊感が強い高校生・岸田君。そして幼馴染の早川さん。は、実は殺されていて幽霊の姿(無言・無表情)で何故かいつも岸田君をサポート。二人の関係性も気になります。ストーリーもさることながら岸田君の周りの人間のゲスさも怖い。そんな中で幽霊の早川さんはとにかく可愛い…。まさにホラー漫画に舞い降りた天使。幽霊だけど。

あらゆる事件の初動捜査を行う主人公の刑事、里見と猪熊。 恋人同士で相棒の二人は共に助けあい、結果を残してきたが、 周囲で巻き起こる事件により、二人の歯車が崩れていった。 その主要原因となっているのが裏の主人公「橘カラ」の存在。 親しい友達関係である猪熊、あらゆる事件に関係していると疑う里見、最終話で明かされる結末には、狂気溢れるゾッとする動機に夜眠れなくなること間違いなし!!

なまはげ、座敷童、河童・・・目の前に現れたら絶対怖い!でも実はみーーんないいやつなのかもしれません。タイトルの通り、世の中では怖い印象しかない妖怪たちが、いいやつになって登場します。暑い夏に読んでひんやり!という感じではないですが、怖いと思いこんでいた妖怪たちには私たちが知らないこんな一面があるの??なんて想像してみると面白いけど、逆にちょっと怖かったり。不思議ですが、妖怪たちに癒される一冊です。

短編集です。「変人達の趣味」のお話です。とくに「あつめもの」シリーズは、趣味が高じて犯罪を犯していることを本人が認識できていない、精神が麻痺しいるという恐ろしい話です。「趣味」とは理解できる人達の閉鎖的なものであり、理解できない者には不快なものです。ただ、理解はできずともなぜそこまで執着するのか？は気になるもの。それは、自分が知らない世界だからです。そう、それが恐ろしい「趣味」であったとしても。

とにかく怖いし、エロいし、胸糞悪い!カルト教団にキレイな女性がひたすら洗脳され、教祖にあんなことやそんなことをされて、周囲の人がどんどん不幸になっていく様は、まさに圧巻の後味の悪さ。ただ、とにかく引き込まれるストーリー展開で気付けばあなたもカリスマの虜になっちゃうかも・・・。そしてある女性の登場から話が急展開!手に汗握る結末までの展開は必読です!４巻完結、お盆休みの夕涼みのお供にいかがですか?

ホラーマンガ家と猫のほのぼの共同生活。ハムスター派の作者の生活が猫に侵略されていく様子があのタッチで描かれています。しかもその手引きをしているのが婚約者（なぜか始終白目）だと…?!常に付きまとう猫の気配と、ついには忘我の境地で猫じゃらしを振ってしまう作者の豹変ぶりはまさに圧倒的ホラー!!…とまあ、作者の豹変ぶりもホラーですが一番怖いのは猫に無関心な人間をも虜にしてしまう猫の可愛さですね。猫好きは一読の価値アリです!

《王様の命令は絶対。守らなければ残酷な罰が下る》　話題の漫画「王様ゲーム」　今回はそのタイトルどおり王様ゲームの起源を語るもので、舞台は学校やクラスじゃなくて山奥の隔離された村。とにかくストーリーに引き込まれました。次は何が起きるのか、王様は誰なのか。 不気味で怖いなかにも、ウルっとくるシーンもあり、読み始めたら集中しちゃって、あっという間に読み切っちゃいました。絵もキレイだし読みやすかったです。全巻一気に読むことをオススメします。

心霊的な怖いではないが、人の怖さ、弱さ、復讐心などが淡々と綴られ、うっすらと不気味な怖さが染みわたってきます。ニュース等で報道される事件も年々不気味になってきて、どこで何が起こるのかわからないこのご時世、余計に怖くなってきます。少年法についても考えさせられ、元の小説以外に映画化もしているので、比べてみるのも面白いです。

殺人鬼と娼年+愛＝カニバリズム!結構昔に出されたお話なのですが今読んでもやっぱり廃退的そして耽美!どこまでもダメな方へ堕ちていく様子とその心理描写がすばらしいので読んでて怖くなってくるしもうなんか痛いです。痛い。一貫してめちゃくちゃ暗いし救いがない!でもハッピーエンドなのが最高です!ラストはとっても泣けるので読んでください。1巻完結ですし!